「よむよむ」から「わっくわっく」へ
                    12月の「ちまちマ」での成功から、ママたちのアイデアは広がります。 
                      子育てを通じて見つけた面白いことを企画にしていく。絵本の読み聞かせだけでなくいくつもの企画があって、その中から選べるものがあるといいね、など。 
  
  そんな中、「わっくわっく」として、「ちまちマ」での2月の読み聞かせイベント(季節の野菜シリーズ「大根」)を開催、小道具などがさらに充実し、さらに盛り上がりを見せました。 
  「よむよむ」が絵本の読み聞かせの会であるのに対して、「わっくわっく」はそれ以外の要素を盛り込んだイベントを行う会という役割分担です。この会の主宰は山辺さん。千町保育所跡地を主な本拠地にしながら、活動を広げていきたいとお考えです。 
  
                    3月の「ちまちマ」では、山辺さんのご主人が参加されているバンド「ふさふさ本舗」の、親子で楽しめるロックライブも行い、子ども達の歓声が会場に響き渡りました。 
  
5月26日には一宮にある「たまあーと創作工房」でおとなの絵の具遊びのイベント、6月、7月には「ちまちマ」に再登場。ダンボールで靴を作るワークショップ「くつつくりカフェ」を行う予定です。 
                    「自分が動くといろんなことが見えてきて、ママさんたちを巻き込んでいろんなことができそうな気がする。まだ参加したことがない人や興味がありそうな人にも声をかけて、『子育てを楽しむ』つながりをもっと広げていきたい」と山辺さんはおっしゃいます。 
                    「絵本 de Cafe」も始動
                    山辺さんの「わっくわっく」と並行して、久我さんはコアメンバーのひとりとして「絵本 de Cafe」を、1月から立ち上げました。 
                      親子でスイーツなどを食べながら絵本の読み聞かせと手遊びをする会で、大原文化センターで行われています。 
                      この文化センターは、新刊の絵本が入ることと、調理室があり、そこでお菓子を作ったり食べたりできることから、会場に選ばれています。 
                      参加費用は、親子で800円。6月からは毎月第1火曜日に開催される予定です。 
                    
この会では、4月の追加取材の時にいらした田熊理恵子さんも「絵本 de Cafe」のコアメンバーです。御宿で美味しいと評判の洋菓子店で働いている田熊さんは、お菓子づくりを担当しています。 
                        ママたちも楽しみながら、親子で一緒にスイーツづくりなども楽しめる会として、注目です。 
                    このように活発に活動しているママさんたちですが、「よむよむ」から飛び出し、「わっくわっく」と「絵本 de Cafe」に分裂したのではありまあせん。活動テーマに即して会の代表を便宜的に分かれただけ。その上で、4人のママさんたちはお互いにそれぞれの会に参加し、役割分担をしてお手伝いをし合いながら、活発に活動をしています。 
                      
                    0歳児の時から、子どもだけでなくお母さんにも絵本に馴染んでもらえるといいな、とママさんたち。 
                      自分の子にトイレトレーニングに関する内容の絵本を読み聞かせているうちに、トイレトレーニングのきっかけ作りになる時もあります。単に「文字」が読めるようになるというだけでなく、新しい文化、異文化との出会いにもなり、創造力もつく、と、「読み聞かせ」を核にした活動に余念がありません。 
                    遠藤さんは、同世代にこだわらず世代をまたいだ活動をができればいいとおっしゃいます。 
                    久我さんは、市内にこだわらない「子育て懇親会」のようなことをやっていきたい、子どもにチャンスをあげたいと言います。 
                    山辺さんは、子育て中だからこそ、この地域で出会った興味深い事を色んな面から企画して、他のママさんたちと共に育っていきたいと言います。 
                     
                    「わっくわっく」と「絵本 de Cafe」。 
                      「よむよむ」を核にした、自分達も楽しみながら子育てをするママたちの活動が楽しみです。 
                    興味のある方は、参加してみてはいかがでしょう。 
					
                    
                    
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                       川岸智子さん(座談会欠席のためコメントをいただきました。) 
                         
                          旧夷隅町出身。現在いすみ市岬町に在住。生まれてからずっと『いすみ』の住民。 
                          子どもは2人。年に一回、福島のハワイアンズに行くのが楽しみ。 
                          特技:空手、フルート。 
                          趣味:洋服作り。フラダンス。 | 
                     
					 
                    
					「よむよむ」は、大人と子どもが一緒に『絵本』という国の住人になれる時間です。 
					参加のきっかけは、よむよむメンバーだった方に声をかけてもらったこと。最初はフルートの演奏者として参加してましたが、少しずつ絵本を読んだり手遊びや楽器あそびをやらせてもらうようになり、今では「よむよむ」が一番の楽しみです。 
                    いすみは自然がいっぱいのところ。私の実家の目の前は田んぼと山と畑。近くには牧場があって、自然があるのが普通だったので、その中で育つことが出来たのが自慢です。 
                     これからも今までと同じく児童館での活動、ちまちまでの不定期ではあるけど活動を続けていきたいと思います。また以前、子育て支援センターでよむよむをやらせていただいてたので、支援センターや保育園で活動が出来たらと思っています。 
					 
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