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まきべ〜のおでかけ日記
いすみライフマーケット
NPO法人 いすみライフスタイル研究所

スタッフオススメ特情報

第11回 いすみ“チーズ工房巡り”その1
フロマージュKOMAGATA

文章・写真:金澤修子
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※駒形さん、工房を閉じられたそうです。
みなさんご存知でしたか?いすみ市内にチーズ工房が4つもあることを。
しかも今後も増えていく予感・・・。
それぞれの工房の職人さんと個性光るチーズたち。
 
今回はまだまだ知られざるいすみの“チーズ工房巡り”に皆さまをご案内します。

【フロマージュKOMAGATA】

田園風景の中に「チーズ工房フロマージュKOMAGATA」の看板。いすみでは老舗のチーズ工房です。
今や市内外問わず多くのファンをもつ駒形雅明さんが営む工房。遠方からわざわざ買いに来るお客様も多いとか。
最近では、日本酒を使った「酒びたし」いうチーズが某国際線ファーストクラスの機内食に採用が決定するなど、チーズ作りの道を邁進中。そんな駒形さんが語るチーズの魅力とは・・・。
チーズ工房フロマージュKOMAGATA
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大手乳業メーカーの技術屋からチーズ作りへ

千葉県は言わずと知れた酪農王国で、生乳生産は全国第3位を誇ります。
元々大手乳業メーカーで長年働いていた駒形さん。乳清の研究や製造ラインの技術職などを経て、代表も長年勤められました。定年後に酪農家さんたちの新たな可能性を開くべく、加工技術も教えたいとチーズ作りを開始。
もともとあったノウハウと、世界中のチーズを研究のために訪れた経験から自らのチーズづくりを確立。2001年にチーズ工房をオープンして以降、現在では酪農家のためのチーズづくり講習会を県内外で開催するなど、筋金入りのチーズ職人さんです。

フロマージュKOMAGATA
この工房も駒形さんの手作り。芝生に白い壁が際立ちます。

駒形さん
テレビや雑誌など取材も多いそうです。
貯蔵庫
ご自身で刳りぬかれた貯蔵庫。

30軒以上のレストランにチーズを卸しており、多いときではひと月で1500個以上もチーズをつくるそう。
それをなんと1人でこなしていらっしゃるというから驚きです。
チーズづくりに欠かせない牛乳は毎朝近くの牧場から仕入れていらっしゃるそうです。

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その土地の風土に沿ったチーズづくり

チーズ
色鮮やかなニンジンを練りこんだチーズ。
駒形さんは、「日本には日本の牛乳に合ったチーズ作りが必要だ」とおっしゃいます。

ヨーロッパのレシピをそのまま日本で実践しても同じチーズはできないそうです。
牛の種類、育つ環境、食べる餌、牧草によって牛乳の味も質も変わるからだそうです。

その土地の風土とチーズをつくる職人によってひとつとして同じチーズはできない。
その繊細で奥深い世界があの何とも言えない味わいを生み出しているのですね。
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何より自分のつくったチーズでワインを飲むのが幸せ

チーズ ご自分で岩盤をくり抜いてつくった貯蔵庫には様々なチーズが並んでいます。

チーズは寝かせる期間によって味、見た目、香りが変化してきます。

駒形さんが一番好きなチーズは36か月寝かせたパルミジャーノチーズだそうです。

それはもうコクと味わいが絶品だとか。チーズ職人さんだからこそできる贅沢ですね。

3年間待ち続けた後の味わいはまた一段と格別でしょう。

チーズの真髄を知る駒形さんのつくる絶品チーズを是非一度ご賞味ください。

チーズの世界の奥深さを知ることになるでしょう。
チーズ

 フロマージュKOMAGATA
住所:千葉県いすみ市新田1533
TEL:0470-62-2577
営業時間:10:00〜
定休日:日、不定休

 <チーズ取り扱い店> ・地域特産品ショップ「なのはな」(いすみ市日在)
・農産物直売所「ごじゃ箱 岬店」(いすみ市岬町井沢)


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