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まきべ〜のおでかけ日記
いすみライフマーケット
NPO法人 いすみライフスタイル研究所

スタッフオススメ特情報

第25回 いすみ“パン屋さん”巡りその2
手づくりパンステージ「パネット」

文・写真:鶴渕修子
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大好きなパン、菓子づくりからパン屋さんオープンへ

手づくりパンステージ「パネット」は平成15年10月1日にOPENしました。
「パネット」とはイタリア語で「小さなパン」という意味だそうです。
アットホームなお店に入るとレジの後ろがオープンキッチンになっており、焼き立てのパンの良い香りが漂います。

パネット

オーナーは元々いすみ市役所で働いていた岡野光子さん。

パンやお菓子をつくるのが好きで、役所勤め時代よく自分でつくっては職場の人に配っていたそうです。「好きこそものの上手なれですね」と笑う岡野さん。
横浜にパンの研修に行ってパンづくりを学び、土地を手に入れて今のお店を始めました。

長者商店街
長者町商店街のこの看板が目印。
パネット店内

ご主人もまた公務員でまだ当時は役所へ勤めていましたが、お店の設計や経理をはじめ、店内のプライスカードづくりや早朝の作業など手伝ってくれていたそうです。

岡野さんがお店をOPENした当初、あまりの忙しさに体調を壊してしまったそうです。
そんなとき、偶然他のパン屋さんで働いていた後に店長になる加田さんと巡り合います

。岡野さんの1本の電話で当時働いていたパン屋さん閉店の次の日から、加田さんがパネットへやってきてくれたそうです。
「当時ちょっと様子を見に」との気持ちで来たのが、それからずっと勤め続け、なんと今年10年目になるそうです。現在は5人でお見せを切り盛りしています。

岡野さん
いつも笑顔で迎えてくださる岡野さん
加田さん
手際良く次々とパンを作る店長の加田さん
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富士山の溶岩で作った特注の「溶岩窯」

溶岩窯パネットのパンやクッキーなどは全て富士山の溶岩で作った溶岩窯で焼き上げます。

貞観六〜七年(864〜866初頭)の噴火は、青木ヶ原溶岩流が流出して富士五湖のうち3湖(本栖湖・精進湖・西湖)がほぼ現在の形となった有名な噴火ですが、その噴火によって出来た溶岩を使用したのがこの溶岩窯だそうです。

溶岩窯で焼くパンは、プツプツとあいた気泡により普通のオーブンとは一味違います。
遠赤外線効果があり、じっくりと焼き上げてくれるそうです。

特に、直接床で焼くハード系はボリュームがあって外はパリパリ、なかはもちもちフワフワに焼き上がる特徴があるそうです。(一部HPより引用)
私もパネットさんのパンが好きで良く食べますが、ほんとにフワフワで冷めても美味しい。
特に白パンはこんなにフワフワなパン食べたことない!というくらい。大好きです。

溶岩釜 溶岩釜で焼くパン
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毎月新しいパンでお客さんを楽しませる

パネットのパンはほとんどが店長の加田さんが企画から焼き上げまでを担当されています。

店内には常時50種類くらいのパンや焼き菓子が並んでいます。
これだけ多くの種類が並ぶパン屋さんはおそらく私の知る限りでは市内1ではないでしょうか。

毎月必ず新しいパンを考えて出しているという加田さん。
季節ごとに、季節感を感じるパンを出しています。私も1年くらい通ってみて春にはさくらアンパンやクッキー、いちごのパン、バレンタインにはハート型のクッキー、クリスマスにはシュトーレンを焼いたりとここに全種類を書ききれない程豊富なラインナップで毎回行く度に「今日は何か新しいパンが出ているかな〜」とワクワクします。

パネットのパン
棚にぎっしり並ぶ種類豊富なパン
パネットのパン
人気のパウンドケーキ、お土産用に買っていかれる方も多いそうです。

その秘訣を加田さんに伺うと、

「自分で食べたいなぁと思うパン、食べてみて美味しいパンを作っているだけです。自分の好みで作ったものがお客さんにも美味しいと言ってもらえるととっても嬉しいです」 とおっしゃっていました。

これって簡単そうに聞こえるけど、やっぱり好きだからこそ、その創作に意欲が湧いて完成にもっていける情熱で美味しいパンが生まれるんだろうなと感じました。
行く度に新しいパンが並んでいて、それだけで楽しみの一つになります。 そして今日はこれ食べるけど、次回これ食べてみようなどという動機にも繋がり、結果としてリピーターやファンが増える大切な要素だと思います。

「確かな腕と確かな材料でつくっているので、自分達がつくるものに自信を持っているんです。一度私たちのパンを食べてみてください」とお二人、口をそろえておっしゃっていたのが印象的でした。

パネットのパン パネットのパン

「店長の加田さんにこれまで続けてこれたのはなぜだと思いますか?」
と訪ねると、
「やっぱり楽しいからですね。10年たっても楽しくてワクワクしながら作ってます」
という答えが返ってきました。
なんだかこちらまでワクワク気分になりました。そんな加田さんが作るパンをこれからも食べたい!と思いました。

実は私はいつも仕事の時、職場から近いパネットさんへ昼食を買いに行くことが多く、オープンキッチンの奥でテキパキとパンを作っている加田さんを見ながら、この方はきっと好きで楽しく作ってらっしゃるんだろうな〜と感じていました。
その雰囲気や情熱はお客さんにも伝わっていると思います。

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パン屋さんの朝は早い!

毎日の仕込みは早朝4時から始まるそうです。

小学生のお子さんが2人いらっしゃる加田さんはお子さんを小学校へ送り届けてから出勤するのでその前に食パンを仕込むのは岡野さんの仕事。

パネット人気商品でもある食パンの種類は3種類。プレーンタイプの「岬ブレッド」とコンデンスミルクやはちみつを加えたリッチタイプの「パネットブレッド」、玄米のつぶつぶがそのまま入った「玄米ブレッド」。

今日玄米ブレッドを買いにきたお客さんが来店されましたが、予約分だけで完売でした。年々玄米ブレッドを求めるお客さんが増えてきたそうです。時代の流れですね、と加田さん。
「10年間もパンを作り続けていると、どのお客さんがこのパンのファンというのが分かってきて、それをなくす訳にいかないから種類がどんどん増えていくんですよ」
と嬉しそうにお話してくれました。

溶岩釜 溶岩釜
溶岩釜で焼くパン
可愛いお子様向けのパンも並ぶ
 
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パン屋さんをやってて良かったなと思う瞬間

岡野さんに伺ってみました。
「1日が終わって、棚からパンがきれいに売れてなくなった時。
やっぱり作り手にとって、お客さんが買ってくれることが何よりも嬉しいです。」

「おいしかったよ」、「美味しかったからプレゼント用に買うわ」、「こんどいつつくるの?」などなど、パンを食べたお客さんからの喜びの声を聞くとやっぱり嬉しく、それが作り手の活力の源へと巡っていきますね。

「次はこいのぼりのパンをつくろうと思っているんです!」と店長の加田さんの目はキラキラと輝いていました。パン、お菓子づくりが大好きな岡野さんと共にお店を盛り上げています。お店の活気は2人の「楽しい、ワクワク!」からきているのですね。
まだ行ってない方は是非一度訪れてみてください。きっとお気に入りのパンがみつかるはずです。

岡野さんと加田さん

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手作りパンステージ「パネット」

住所:いすみ市岬町長者513
TEL:0470−87−6755
営業時間:9:00〜18:30
定休日:水曜日・日曜日
HP:http://www.panetto-y.com/

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