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いなかからのお便り -いラ研ブログ-
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いなかからのお便り -いラ研ブログ-

2018年12月

千葉大普遍教育科目「地域における起業を語る」でお話させていただきました。

千葉大学は、文部科学省
「地(地)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」に採択され
「都市と世界をつなぐ千葉地方圏の”しごと”づくり人材育成事業」に
取り組んでいます。

いラ研もこの事業の協働団体の1つとして、田島先生より、昨年につづき
千葉大普遍教育科目「地域における起業を語る」の講義2コマの
ご依頼いただきました。 

全7回あり、県内等で企業やNPO、プロジェクト等の立ち上げなど
されている方々が、地域密着のベンチャー特性などを語り、
学生のみなさんは
地域志向型のベンチャーマインドとは?
地方をファーストキャリア・セカンドキャリアの場として
選択することの意義や課題は何かなどを考えます。

私からは、「ライフスタイルを重視し多様化する働き方
~食や環境、あらゆる地域資源をいかして~」と題して
いすみ市のことやいラ研の設立経緯、現在の活動内容、
また、メンバーやつながる皆さまの暮らし方・働き方など
地域密着のNPO活動も例にお話しさせていただきました。

早速感想などのレポートも拝見させていただき、
学生のみなさんの感想や考えに、私たち自身も活動のモチベーションがまた上がります。
ほんの一部ですが、学生のみなさんの感想には、
・今まで地域に根付いた事業・地方での問題解決策等を
 様々な授業を通じて学んできたがNPO法人いすみライフスタイル研究所さんは、
 学んだことのほとんど全ての事業を行っていて驚いた。
 個人的なことまで支援していて、ここまで地域によりそってはじめて
 真の地域課題を見いだせるのではないかと感じた。

・それぞれに仕事をして生活を営みながら、地域課題について週に1度は顔を
 合わせて話し合っていることが印象的でこうした機会を大切にしているから、
 1人では見過ごしてしまうような問題や地域資源にも気づくことができると思った。

・起業というとどうやって経営するか、どう事業を回すかなどに考えが走りがちで、
 地域や地域住民のことを考えたとしても、自分自身のライフスタイルや生き方を大事にすると
 いう考えまでは思いつかなかったが、そうしたことを大切にするという意味でも地方で働く
 メリットがあることを学んだ。
などなど、その他、様々な感想をいただきました。
機会をみてまたご紹介もできればとおもいます。
年明け早々には、WEBマスター&編集長、江崎理事が、
情報発信を中心に「地域を編集・メディエートする」と題し講義を行います。
学生のみなさん、引き続きがんばってください。
そして、講義でお会いするだけでなく、
リアルに地域でご一緒に活動をしたいとおもいます。
今回も貴重な機会をありがとうございました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
千葉県COC+とは、千葉県内の大学・自治体・企業等が協力して、
千葉の地方圏を元気にするプロジェクトで、
いラ研も事業協働機関としてご一緒に、
取り組ませていただいています。
くわしくは、下記サイトをご覧ください。
http://cocp.chiba-u.jp/about/index.html
(かずえ)

【地球環境基金活動報告】2018年11月2日(土)、南房総市大房岬自然の家に情報交換に行ってきました

地球環境基金の事業では、市外の団体との協働活動も目標にあげているのですが、その手始めに、同じ千葉県の房総半島で活動されている「南房総市大房岬自然の家」(大房岬自然公園内)に行ってきました。

昭和55年に千葉県立の青少年教育施設として開所し、多くの団体、子どもたちを受け入れてきた後、平成17年9月に、県の指定管理者制度により、千葉自然学校に運営が委託されました。
平成20年度より千葉県から南房総市に移管され、「南房総市大房岬自然の家」として新たなスタートを切ったそうです。

この日は、房総野生生物研究所の手塚幸夫さんと、自然の家所長の神保清司さんを訪ねていきました。

神保さんとは、同じく地球環境基金の助成を受けて、「特定非営利活動法人 環境パートナーシップちば」さんが行われている事業「SDGs達成のためのESD担い手育成事業」で繋がりができました。
お邪魔するきっかけは、このESD事業のプラットフォームづくりで何かご一緒できないか、という思いつきだったのですが、いラ研の助成事業でも何かできないかいう思いもあり、お邪魔することにしました。

神保さんのところでは、自然公園内の環境を活かし、ビーチコーミングや沢歩き、川遊びはじめ、季節と誰を対象にするのか(子供向け、大人向け、ファミリー向けなど)に応じて様々なフィールドワークを行っているそうです。
利用者は、小学校の合宿が多いとのことで、年間約1万8,000~1万9,000の宿泊客、日帰りを入れると年間約3万の利用者があるとのことでした。とても規模の大きい活動をされているところでした。

ただ、独立採算制で活動をしているため、運営の苦労も多いということです。
また、南房総市大房岬自然の家さんは、千葉自然学校グループの一員として、同じ房総内に「君津亀山少年自然の家」があるとのことで、繁忙期にはスタッフを融通し合うことも少なくないとのことでした。

お話しをお伺いしながら、自然の家と自然公園内も見学させていただきました。

いラ研としても、とても魅力的な活動フィールドをお持ちの南房総市大房岬自然の家さんと、具体的に何か協働事業を考えたいのですが、彼らもすでに自分達の事業で手一杯のようで、すぐに何かということは思いつきませんでした。
まずは、情報の共有と共同発信かと思い、Facebookでのシェアなど地道なところからはじめることにしました。
ただ、「君津亀山少年自然の家」も含め、「南房総-君津-いすみ」と房総を横断しての、アクティビティやプログラム開発の可能性は引き続き、模索していきたいと考えます。

なお、当日の写真は誤って削除してしまったため、ご紹介することができません。
申し訳ありません。

(えざき)

※このブログの記事は平成30年度地球環境基金助成金の助成を受けて作成しました。

※いラ研は、環境保全活動をはじめ、SGDsを視野に入れたまちづくりに取り組んでいます。

大沢昌助資料室ナギサ 2018年12月の展示

5月の取材から半年時間が空いてしまいました。2018年12月の大沢資料室ナギサの展示のご紹介です。
今月は冬にちなんで重厚なイメージの作品、構成を重視した作品が展示されています。

左上:「無題」コラージュ、1989年(86歳)
右下:「ソフトラインの中の記号」水彩、1993年(90歳)

————–
左:「廃墟と静物」油絵、25号、1949年(46歳)
 練馬区立美術館生誕100年展出品
真中オブジェ:「立ちすがた」1992年(89歳)
右:「ネック」油絵、60号、1977年(74歳)
練馬区立美術館変身・変貌展出品

————–
「森の木陰」油絵、60号、1994年(91歳)
練馬区立美術館生誕100年展出品

————–
左上:「静物」水彩、1921年(18歳)
「美術学校2年位の時に、後期印象派の人なんかにすごくひかれた。もう向こうのものと同じに画かないでしょう。すぐそこに主観的なおもしろい形を自分でつくりあげていった。その影響を早くから受けたからネ。」
中上:「少女」水彩、1971年(68歳)
絵本(来春刊行)
右上:陶板「座像」1996年(93歳)
中村陶房にて
下:紙パレット、1991年(88歳)、常設展示

————–
左:『ドクダミ」水彩、1988年(85歳)
中:「想い」油絵、6F、1997年(93歳)
最後の個展
右:コラージュ、1989年(86歳)

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※大沢昌助オリジナル版画集を500円(送料込)でお分けしております。ギャラリーアルカディアまでお申し込みください。
〒299-4622 千葉県いすみ市岬町押日163-3

先生のコレクションが練馬区立美術館に多いのは、先生がお住まいだった大田区に美術館がなかったこと、当時の練馬区立美術館の学芸員の方が、見識が高く、区内の作家に限らず、日本全国の優れた作家、作品を集められました。その中に先生の作品がたくさん含まれていたためです。

80歳を過ぎてからも、ますます活き活きとした作品を描き続けられ、息をするように自然体で絵を描かれた大沢先生の作品を、間近にご覧になりたい方は、ぜひお越しください。

◆大沢先生のオリジナル版画をまとめたパンフレット好評です。
このパンフレットに掲載されている作品は、練馬区立美術館にコレクションされており、現在もお買い求めいただくことができるものです。興味のある方は、大沢昌助絵画資料室ナギサ/ギャラリーアルカディア(0470-87-9379)までお問い合わせください(版画購入の際、返品は不可)。
又、資料室を見学にいらした方には版画集をさしあげます(A4 、16ページ、300円)。
大沢先生の絵は、多くの美術館だけでなく、資生堂やキヤノン、SANYO(三陽商会)などの企業からもコレクションされています。東京の画廊の方もよくいらっしゃるそうで、美術好きの方、絵の勉強をされたい方は資料室へぜひ足を運んでみてください。

また、大沢先生がいすみを題材に描かれた作品の絵葉書ができました。1枚100円です。
下はいすみの海を描いた「海景」という題の版画の絵葉書です。

下の3枚は、左からそれぞれ、いすみ市岬町の民家の風景、いすみの子どもたち、四堰神社の巨木を描いた絵を絵葉書にしたものです。
いすみのお土産や記念にいかがでしょうか?

(えざき)

■「大沢昌助絵画資料室 ナギサ」概要
日本の洋画界を代表する大沢昌助先生(1903-1997)の作品を中心に、
他の作家さんの陶芸作品などを展示しています。
美術の専門家だけでなく、次の時代を担う子供たちや若者たちにも、
ぜひ心の目で作品に触れて欲しいと願い建てられた、小さな六角形の資料室です。
作品:学生時代より93 歳まで収蔵。毎月展示替。
常設:油絵(美術館レベルの大作含む)、水彩、デッサン、版画、コラージュ、
絵付け陶器作品を20 点以上常設展示。
公開:12:00-17:00、水曜・休、要・予約。
料金:大人500 円(月何回でも入室可)、学生無料。
大沢昌助絵画資料室ナギサ/ギャラリーアルカディア
Tel&Fax 0470-87-9379
http://osawashosuke.com/

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