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いなかからのお便り -いラ研ブログ-
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いなかからのお便り -いラ研ブログ-

2018年07月

【農業国際会議ICEBA2018 in いすみ】地元主導で行うサイドイベント紹介 – エクスカーションⅡ:いすみの里海と器械根クルーズ

「第5回生物の多様性を育む農業国際会議(ICEBA)2018」サイドイベント、2つめは、いすみの里海をめぐる旅です。

★エクスカーションⅡ:いすみの里海と器械根クルーズ

7月20日(金)午後実施

このコースの目玉は、いすみ地域の海の生物多様性を育む岩礁地帯「器械根」が広がる里海のクルーズです。クルーズの後は、太東崎に行き、九十九里浜といすみ市の里山、里海を一望します。また、太東崎の麓(ふもと)に広がる太東海浜植物群落を歩きます。

1.大原漁港(里海クルーズ)
イセエビの水揚高日本一として知られ、多くの釣り船が繋留する大原漁港。毎週日曜日には「港の朝市」が行われ、毎年9月下旬には「大原はだか祭り」で賑わいます。今回の里海クルーズは遊漁船「松鶴丸」と「鈴栄丸」に乗って出発します。船は、いすみ市の海の生物多様性の揺り籠とも言える岩礁地帯「器械根」の洋上を太東崎沖まで周遊します。

2.太東崎
九十九里浜の南端に位置する高さ60メートルの岬。九十九里浜だけでなく、夷隅川河口から平野部、太平洋までを一望することができます。周辺は公園として整備されていますが、まだ観光化されておらず「知る人ぞ知る絶景ポイント」となっています。「恋のビーナス岬」とも呼ばれて、恋愛成就の地としても親しまれています。

3.太東海浜植物群落
広大な砂浜と砂丘、砂丘背後にクロマツや常緑広葉樹からなる景観が海浜固有の特殊な生態系を持つと1920年に日本で最初の国指定天然記念物に指定されました。現在は激しい海食により海岸線が後退したため小規模になりましたが、現在でもトベラ、ヤブニッケイなど海浜特有の生物相が見られます。

主催:ICEBA 開催地専門委員会
協催:NPO 法人いすみライフスタイル研究所
後援:一般財団法人地域活性化センター

※このエクスカーションについての、お申し込み・お問い合わせは、会議を統括されているいすみ市農林課までお願いいたします。
いすみ市農林課「ICEBA2018」係
Fax:0470-63-1252
e-mail:seisan@city.isumi.lg.jp

 

 

※「エクスカーションⅡ:いすみの里海と器械根クルーズ」は平成30年度地球環境基金助成金の助成を受けて実施します。
※このブログの記事は平成30年度地球環境基金助成金の助成を受けて作成しました。

(えざき)

【農業国際会議ICEBA2018 in いすみ】地元主導で行うサイドイベント紹介 – エクスカーションⅠ:いすみ鉄道で行く房総の里山

いよいよ今週末の開催となった「第5回生物の多様性を育む農業国際会議(ICEBA)2018」ですが、本会議以外に、地元で組織された開催地専門委員会が中心となって会議を盛り上げ、国内外から参加される方々にいすみのことを知っていただくためのサイドイベントを企画・実施することになっています。
私たちNPO法人いすみライフスタイル研究所は、この開催地専門委員会の中心メンバーとして、地球環境基金の助成を受けて、このサイドイベントを主催(共催)いたします。

当日参加される方々はもちろん、参加されない方々も、この紹介記事を通じて、いすみの魅力について知っていただければと思います。

★エクスカーションⅠ:いすみ鉄道で行く房総の里山

7月20日(金)午後実施

このコースでは、いすみの里山で育まれている歴史、生活、そして、里の生物多様性を見て回ります。途中、高秀牧場のカフェで休憩を取ります。夷隅川流域の低湿度帯「夷隅統」と呼ばれる低湿土で形成される水田、ミヤコタナゴ最後の生息地になっている谷津が多く見られるいすみの里山を、楽しみます。

1.いすみ鉄道
いすみの里山を走るローカル鉄道です。ムーミンをあしらった列車や、鉄道ファンにも人気の高いディーゼル車「キハ型」の運行でも知られ、週末には、都市部はじめ全国から田園の中をのどかに走るこの鉄道を楽しみに来る人で賑わいます。今回は、大原駅から上総中川駅まで乗車します。

2.行元寺(ぎょうがんじ)
いすみ市荻原地区の丘陵地に建つお寺です。本殿の彫刻は、徳川家御用(公儀彫物師)を務めた高松又八による「龍」や「牡丹に錦鶏」、岩絵具を駆使し優雅な彩色は施されています。高松又八は、上野寛永寺や芝増上寺彫り物を遺しましたが、第二次世界大戦で戦災によって焼失し、他に作品の存在は確認されていません。さらに、江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎の代表作「神奈川沖浪裏」に影響を与えたと言われる彫刻師・武志伊八郎信由の作品「波に宝珠」が飾られています。

3.高秀牧場
牛の糞尿を堆肥・液肥化させて地域の農家に提供し、その堆肥で育てた飼料米を牛の餌として利用する「循環型酪農」を実践。また、採れた牛乳でチーズやジェラートを製造・販売するほか、カフェも牧場内で営業するなど六次産業化にも取り組んでいます。チーズ「草原の青空」が、2015年チーズの国際コンクール「モンディアル・デュ・フロマージュ」にてスーパーゴールド賞を受賞しました。


※上記写真は、高秀牧場のホームページから転載させていただきました。

4.いすみ環境と文化の里センター
水田と谷津に挟まれた場所に作られた、豊かな自然の中で生き物たちと触れ合うことができる施設です。施設内で野鳥はじめ生き物観察をすることができます。また、建物内部には展示フロアー、図書室兼レクチャールーム、工作室、和室、広縁などがあり、自然だけでなく、地域の人々の触れ合いの場としても利用されています。

主催:ICEBA 開催地専門委員会
協催:NPO 法人いすみライフスタイル研究所
後援:一般財団法人地域活性化センター

※このエクスカーションについての、お申し込み・お問い合わせは、会議を統括されているいすみ市農林課までお願いいたします。
いすみ市農林課「ICEBA2018」係
Fax:0470-63-1252
e-mail:seisan@city.isumi.lg.jp

 

 

※「エクスカーションⅠ:いすみ鉄道で行く房総の里山」は平成30年度地球環境基金助成金の助成を受けて実施します。
※このブログの記事は平成30年度地球環境基金助成金の助成を受けて作成しました。

(えざき)

【地球環境基金活動報告】7月9日、「第13回日韓田んぼの生きもの調査交流会」で上演する「紙芝居づくり:色ぬり」行いました

7月9日(月)、夷隅小5年生のみんなで紙芝居の色塗りを行いました。

先週(2日)の授業で作成した下絵に、この日は色塗りをしました(この1週間で、みんな頑張って下絵を描いてくれていました)。
色を塗る時も、他の絵とのつながり、同じ生き物を何色に塗るのかなど、他の班のみんなと相談しながら色を塗っていました。

2時間の授業で、作品はだいぶ出来上がりました。
ここまで仕上れば、20日の上演までには仕上りそうですね。

「第13回日韓田んぼの生きもの調査交流会」で韓国の子どもたちの前での上演が楽しみです。

 

※「第13回日韓田んぼの生きもの調査交流会」は平成30年度地球環境基金助成金の助成を受けて実施しています。
※このブログの記事は平成30年度地球環境基金助成金の助成を受けて作成しました。

(えざき)

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