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いなかからのお便り -いラ研ブログ-
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いなかからのお便り -いラ研ブログ-

2月28日~板倉金夫☆個展~盆栽・夢・五十年・想い ~限定記事公開☆

商店街の取材の時にお話を聞かせていただいた
元お豆腐屋さんの板倉さんが盆栽の個展をされるのでご案内です。

開催日時:平成26年2月28日(金)~3月2日(日)
     9:00~16:00(最終日:午後14:00まで)
会場:(一社)日本盆栽協会いすみ支部 板倉金夫
    0470-87-2120

未公開の板倉さんの記事をこちらで限定公開しますので、ご覧ください。
◆◆◆
松樹庵~本当においしい豆腐を食べてもらいたくて~

盆栽を愛おしそうに手入れする板倉金夫さん(78)は4代続くお豆腐屋の店主でした。洋裁の仕事を経て、結婚を機に奥様の実家の家業を継いで35年毎日お豆腐を作ってきました。65歳の時に体力の限界を感じ、重労働の豆腐屋稼業を子供達に継がせられないと13年前に、惜しまれながら廃業しました。
豆腐屋の朝は早い、2時起きで作業を始めて、7時にはお豆腐が出来上がると、4と9の日は長者商店街の朝市の日、奥様は店頭販売、ご主人は雨の日でも毎日行商に出かけました。「と~ふ~」と昔ながらのラッパを鳴らすのも慣れるのには時がかかりました。
冷蔵庫の普及と共に、行商から卸しへ販売形態を変え、商店や小中学校の給食用を作るために、一時はパートさんを雇うほどに忙しかった。地ものの大豆は農家さんが味噌作りをする残りが手に入る程度で、輸入大豆を使わなければ、お豆腐なんてとてもできなかったと言います。定休日をとれる様になったのも、この頃で商店街に合わせて6の日に月3回休みをとる様になりました。
儲けよりも、満足してもらえるおいしいと思ってもらえる豆腐を作りたくて、京都まで、何度も勉強にいって、ようやく独自の豆腐作りにたどり着きました。岬町でざる豆腐を販売し始めたのも板倉さんが最初です。廃業する時に、同じ商店街にあるスーパー源氏に豆腐作りの技術を引き継ぎ、現在は源氏本店でお豆腐の製造販売を行っています。

豆腐屋を引退してからは、昔から趣味で楽しんでいた盆栽に力をそそぎ、今では盆栽の最高峰といわれる「国風展」に6回も入賞する名人です。2014年3月には個展を開催の予定。洋裁から豆腐や、盆栽何に取り組んでも、「喜んでもらえるものを」の心が板倉さんの芯になっているんだなと感じました。

(みほ)

2/22「ひろしま」上映会のお知らせ@大原文化センター

日本に原爆が落ちたこと、自分の祖先が戦争に行ったこと、
私も含め知らない世代が今やほとんどです。

この「ひろしま」という映画は第2次世界大戦が1945年に終戦して間もない
1953年に公開されましたが、朝鮮戦争中という時代背景もあり、ほとんど公開されていない
幻の映画となってしまいました。

この映画を製作するために、全力をかけたのが、当時の先生達です。
戦後の物資が不足し、皆が質素な生活をしている中、50万人の方々が出資し、
ひろしま市民9万人が出演したということからも
当時、原爆を体験した人達が「どうにかして、このことを伝えたい!!」
その思いが伝わってきます。

上映に先駆けて、試写会を観て来ましたが、
地獄のような最悪の状況下で人間がいかにして生き抜いていくかが、克明に描かれています。

戦争を知らない私たちにできることは
当時のことを知ること、語り継ぐこと、生きることや戦争について考えることしかできません。

正直に、心して観ないといけない映画ですが、
この映画を観ることで、何かしらを感じて、語り継いでくれる人が増えることを願っています。

この映画をたくさんの方に観てもらうために、
プロデューサーの小林さんは今2本しかないこの映画フィルムをきれいに直して、
世界に届けたいと話していました。

当日、小林さんと実際に出演している方、原爆を体験している方のお話や
資料展示などもあるそうです。

◆上映日:2014年2月22日(土)
◆上映会場:大原文化センター 大ホール(いすみ市大原838)
◆上映時間:午前の部 会場9:30~ 開演10:00~12:30
      午後の部 会場13:30~ 開演14:00~16:30
◆入場料:前売り 大人800円(当日券 1000円)
     前売り 高校生400円(当日券 500円)
※小中学生無料

◆チケットお問合わせ:「観る会」事務局 伊藤 090-1531-7931
            
※いラ研事務所でもチケットをお預かりしていますので、購入可能です。
※もしくは、チケット前売り予約も可能ですので、詳しくは上記までお問合わせ下さい。

「ひろしま」の予告編はこちらから

(みほ)

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